こんばんは。
今日は母校の運動会でした。台風で延期されて今日になったわけですが、昼休憩のわずかな時間でこれを書いています(笑)
宣伝です
旅行オタクそてつのTwitterです。フォローお願いします!
旅行オタクそてつのtwitterのサブアカウントです。雑多につぶやいています。
山梨に行く方法
皆さんは東京から山梨県に行くときどう行くだろうか?
普通なら電車なら中央線、車なら中央高速などの中央方面交通線(本記事における通称)に乗って向かうのではないだろうか?
しかし、定番には飽きた。
ということで今回は中央方面線を使わずに山梨県に行ってみようと思う
ルール
・中央方面線を使わない
・車と電車双方を利用する
・県境越えで一瞬入るのではなく山梨県を目的地に据える
実際に旅行してみる
スタートは縛り通り東京駅から。
オレンジの電車に乗って向かいたくなるものの、今日は禁忌事項だ。
ひとまず似ている色の東海道線にでも乗ってやろうと企む。
中央線を乗らないという縛りなので、名古屋まで行って中央線で戻るということはできない。
また、車も利用するルートということで、身延線に乗り換えるという方法も使えないだろう。
どうすればいいのか、迷っているうちに川崎駅に着く。
もう、すでに神奈川県に入ってしまった。
しかしまぁ、なんとかで横浜では勝ち、発車した。
撮り鉄がいる大船駅
ボックスシートは眺めが面白い。大船手前では先頭車ながらも、退役が噂されて久しいE217系の顔を眺めることに成功した。
と、ここで遥か遠くの線路脇フェンスのあたりに線路に向けてカメラを構える1人の男が見えた。
何かゆっくり撮っているんだなと思いつつ大船駅に進入。停車してドアを開く。
と、ここで不意に右を見ると横浜市営地下鉄の車両らしき電車が見えた。
当然ながら大船に市営地下鉄は走ってないし、そもそも地上でJRの線路の横なのも気になる。
ここで理解した。
撮り鉄がさっきいた理由はそういうことだろう。
これが甲種輸送の列車(新車の搬入)としたら十分うなずける。
大船を出発
大船を出て藤沢につく。
今日は左側のボックスシートなのでホームの人の動きなどは見れないが、反対に小田急が見える。
新しくかっこいい車両、なんというのだろう。
後ろの顔には赤い帯が光っている。
尾灯がここまで連なったいいデザインは久々に見た。
ほぼ同時に出発。一瞬小田急の方が早かったが、小田急はこのまま東海道線の上を越える。
先頭車であることをいいことに交差の写真を撮る。
そういえば辻堂は「浜辺の歌」が発車の時に流れる。
下り方面は『風の音よ雲のさまよ 寄する波も貝の色も』の部分だろうか。
まぁ、2つしかフレーズがないのである程度の知識があれば簡単に判別がつくのではないだろうか?
茅ヶ崎はサザンの曲だったか。同じく独特な音楽で発車していく。
そういえば東海道線のJR東日本地域ではやたらと限定の曲で電車が発つ駅も多い。
電車は終点、平塚へ
電車は平塚駅どまりだったので終点に着いた。
“どちらかというと古い方”のE231系から“どちらかというと新しい方”のE233系に乗り換える。
数駅だからいいものの10両から5両に乗り換えというのだから相当ぎゅうぎゅうになる気がする。
運よく座れた。そして、平塚で降りる人も多いのかそこまでパンパンという感じではなかった。
出発して少し行ったところで相模貨物駅を通過する。
コンテナがたくさん積まれているのを久々に見て、写真を撮ってみようと思った、がしかし踊り子号だろうか、E257系が通り過ぎてしまい見ることができなかった。
ビーチの大磯から二宮と止まっていく。
二宮の先で西濃運輸のコンテナ貨物列車を追い越した。
青と黄色の色が特徴的でかっこいい。牽引は桃太郎だった。
やっと国府津に到着
そんなこんなでやっとのことで国府津に到着できた。
ここから沼津までを結んでいて、もとは東海道線を名乗っていた。
今の熱海ルートが完成する前である。
もちろん、開通時はこちらがメインルートだったため鉄道唱歌などにも御殿場線が歌われている。
また、元のメインルートだけあって以前は複線だったため、鉄橋の横に線路が消えた跡があったり現在の線路の隣に線路の大きさほどの草むらがあったりする。
発車まで30分もあるらしい、一本乗り遅れたツキがここで回ってきた。
もちろん余裕をもって来ていたので約束にはこの電車でも間に合うから大丈夫だ。
さて、東海道線の遅れている列車からの接続をまち数分遅れて発車。
この程度なら全線に波及するようなものでもないし大丈夫だろう。
発車後すぐに車掌が車内の巡回を始める。
御殿場線はスイカパスモの関東エリアとトイカの東海エリアの見えない壁を有する路線で、始発駅が東海道線から乗り換えられてしまうので、降車駅の改札でひっかかる人がアホほどいる。
ここにも情報社会の発展の悪い影響が出てきてしまっている。
そこで案内放送後、車掌が巡回することで精算をすることになっているのだ。
困ったことに御殿場線は大半の駅が無人なので駅で精算することができない場合が多い。
また、時間帯無人駅としてワンマン列車の運行時間しか駅員を配置しない駅もあるのでどうにもできない。
この列車は車掌が配置されているからだ。
案の定、一両目から相当な人数の精算客が出てしまい私が降りる駅のすぐ手前でようやく2両目に突入するというほどの具合だった。
前後は山北小山駅
鉄道唱歌に歌われた山間の地区を抜ける。
『いでてはくゞるトン子ルの前後は山北小山驛 今もわすれぬ鐡橋の下ゆく水のおもしろさ』
肝心の舞台になったであろう鉄橋は撮り逃してしまったが、なんとか濁流の川は撮影できた。
先の台風のせいで、完全に泥水と化した水の流れは確かにおもしろい。
ここで反対をロマンスカーが通過していった。
青色のロマンスカーは御殿場線から地下鉄千代田線までも直通する、マルチスーパーエクスプレスだ。
そういえば、谷峨駅手前に勾配標があり、17‰と書いてあった気がした。
さっと見えただけなので数字が間違っていたら申し訳ない。
開業時は小山駅だったものの東北本線に同じ駅名があることから一旦、「駿河駅」に改称されたらしいが『流石に適当すぎやしないか?』という意見があり、合わせて駿河小山駅に再改称となったんだとか。
自販機の東海交通事業が東海地区に入ってきたのだと実感させる。
鉄道路線の運営もしている会社だからマルチな経営に驚く。
駿河小山から
駅前にデミオが止まっている。
今日はこの車で山梨に入る。
条件2つ目の車も使用はここで達成できた。
車に乗り込み、第二小山踏切で御殿場線を渡る。
軽車両を除くの補助看板がついた不思議な矢印の標識を横目に走る。
セメントだろうか、工場の煙突を左に見て、峠越えの区間に入る。
静岡県道147号山中湖小山線である。
この辺りで気が付かれる方もいるだろう。
その通り、山中湖は山梨県なので中央線ではなく東海道線から山梨県に入ることが可能なのである。
また、今日は山中湖まで行って終わるものの、その先も運転すれば甲府方面や我が地元、北杜市にもアクセスが可能である。
ということで、山梨県境まで1.6kmのところで一旦、神奈川県に突入する。
ちなみに、随所にこの「山梨県境まで」という表記があるのだが撮影に成功できたのは神奈川県境の一箇所のみだった。
流石に後部座席だと撮影に苦難する。
少し行ったところで峠の頂上を迎え、山梨県に突入する。
山梨県に入るとすぐに峠は下りの区間に入り、それと同時に周りが開け山中湖を一望できるようになる。
この辺りの駐車場にはツーリングだろうか、かっこいいバイクのライダーやきちんと整えられた
車がたくさん止まっている。
この日は山中湖の近くの野外学校FOS 山中湖ベースで親の大学のゼミ関係の餅つき大会があったのでこのルートを使ってみた。
野外学校FOSもぜひどうぞ
皆さんももし新しい気持ちで山梨観光をしたいという時にはぜひ使ってみてほしいと思う。