そてつ 旅行ブログ

旅行からは逃れられない運命なのさ…。

【開局ちょっと速報】5月1日開局のおいらせ青葉郵便局を朝一番に訪問した話。 

おはようございます、そてつだぜ。 

今日は珍しく前泊して郵便局に訪問。 

夜行バスも考えたんだけれども、ちょうどいい便がなかったから断念。 

仕方ないですね。 

 

三沢駅、朝730分。 

旅の始まりです。 

 

 

おいらせ町は合併市で広い。 

しかし、重要な機能は全体的に南部に固まっている。 

一方、近年人口が増え続けているのは北部地域になっている。 

 

そこで、金融機関等の不足が叫ばれ続けており、10年ほどの協議の末、本日開局となった。 

 

場所はおいらせ町の北公民館と隣接した土地。 

三沢駅からも車で10分ほどで到着できる青葉地区の郵便局だ。 

青葉地区はもっぱら新興住宅街という見た目ではあるが、反して高齢者の方の居住者も多い。 

そんな地区ゆえ、郵便局の必要性が高かったのだろう。 

 

今般の開局に合わせ、廃止されたのはいつぞや記事を書いた陸奥田代郵便局。 

ここのところ郵便局は一減一増なので再配置という扱いになっている。 

 

関連記事:まもなく廃止の陸奥田代郵便局に行ってきた話

sotetsu-travel.hatenablog.com

 

局に着くとすでに式典の準備が始まっていた。 

日本郵便小野木東北支社長もおいでになっていて、準備が進められていた。 

と、ここで日本郵便のキャラクターぽすくまさんが登場なさった。 

今日のぽすくまさんは不慣れな方がやっていらっしゃるのか、少しぎこちのない動きをしていた。 

ぎこちなさすぎてほかの局長から動くことを止められるぽすくまさん

 

局長とはいえ、マスコットの中に入るなんて一生に一回あるかないかだろうから仕方ない。 

ちなみに三沢市の淋代郵便局の局長さんだったらしい。 

どうもお疲れ様でした。 

 

カラーコーンで区切られた待機場所に荷物を置き6番目を確保。 

すでに早くから来ている人は多く、これでも遅くなったのが意外でしょうがない。 

ここでもいつものMさんは1番のり。 

何時に来たらそうなるのさ・・・。 

 

趣味者と交流するうちに815分。 

昨日三沢駅前郵便局で式典は820分頃からと言う話を聞いていたので、余裕を持って式典会場の前に集合する。 

司会の方の声がかかり、式典が始まる。 

 

日本郵便東北支社のセレモニーはいつも盛大だ。 

たくさんの花にたくさんの来賓、きちんと役員の支社長が来るのもポイントが高い。 

東京支社の支社長は来ている時が多いが、セレモニーをやらない。 

関東支社の支社長はそもそもこない。 

 

毎度、はぁ、と思ってしまうが、こちらは雪でも来るからすごいなぁと思うのだ。 

 

スピーチをする小野木支社長

支社長のスピーチは 

おいらせ町は人口が増加している 

・この開局を機に包括連携協定をより一層強化し、町民の皆様がますます安心安全で快適に生活できるよう努める 

・地域の皆様に愛され続ける郵便局となることを願っている 

 

という内容だった。 

 

次に、成田おいらせ町長のスピーチがされた。 

こちらは聞いて書きの文章でどうぞ。 

スピーチをする成田おいらせ町長

 

みなさんおはようございます。待ちに待ったおいらせ青葉郵便局が開店する運びとなりました。 

地域の皆様、本当に悲願であったなぁ、十数年来の念願がようやく叶ったなと思いが強いのではないのかなと思っております。 

これも日本郵便株式会社小野木支社長様はじめ関係者各位のご努力の賜物、そしてまたここにおいでになっております、青森県東部地区郵便局長会長 中村たかし様、そして、また今日はお見えになっておりませんけども元下田郵便局長であられました、柿本さん、いろんな部分でご尽力くださって、今のこの日が来たのかなと感じております。本当にありがとうございます。 

おいらせ町には郵便局は下田、百石そして簡易郵便局2カ所(編集部注:実際は下田、百石、二川目の直営3局と一川目簡易局1局)ただそれは全て旧集落の方にあってですね。 

この青葉地区が急激に人口が増え。 

我が町内の3分の1の方々がこの地域に住んでおられると言う状況になりまして、どうしても金融機関あるいは郵便局が必要であるなという思いがあったわけですけども、なかなか時間も予算もあったことでしょうけれども完成できませんでした。 

しかしながら、やはり我々の運動働きかけ、そして地域の方々の請願陳情が実ったのかなと感じております。 

本当に地域のみなさんおめでとう、そしてまたありがとうございました。 

これからはせっかく作ってもらった郵便局を有効かつ盛大に利用しなければ、また作ってくださった、東北支社長さんはじめみなさんに迷惑あるいは、恥をかかせてはならないと、町ともども全力を尽くして利用するように心がけたいと思っております。 

また、町でいろんな部分で提携できる部分、協力できる部分がありましたらですね、お願いしながら今なんて指定管理者とかいろんな部分で制度が変わりつつありますんで、そう言うことも含めて、局長さんにはご協力をくだされば大変ありがたいなと思っておりますんでですね。 

これから今、裏の方は駐車場の整備もしております。 

これも郵便局長さんがせっかく作ってくれると言うことであれば、町も何かして駐車場の整備とかそう言う部分で協力できることをしようと言うことで、あと1ヶ月もすればアスファルトもかかると思いますけども、そう言う部分で使いやすい郵便局を目指したいなと思っておりますんで、よろしくお願いします。 

 

今日は祝辞というよりもおいらせ町民代表して私がお礼を申し上げるところでありますんでどうかよろしくお願いしたいし、これからますます、まちと仲良く活動してくだされば大変ありがたいと思いますんで、どうかよろしくお願いします。 

今日本当にお集まりくださいましてありがとうございました。 

これで挨拶を終わります。 

 

というものだった。 

内容は発言を聞いて起こしたものですから一語一句正しくないことがあります。 

 

 

その後来賓の紹介があり、テープカットに移ることとなった。 

ぽすくまと代表の来賓が局舎正面に移動し、写真撮影タイムから。 

 

写真撮影タイムが終わり、テープカットをして、開局宣言となったのだった。 

テープカット。

 

9時前になり、並んでいる列のまま局の前まで移動する、そして9時を待つことになった。 

 

 

件のMさんがいらっしゃるので今日は局長による開局宣言があるようだ。 

荻野局長が高らかに「ただいまより、おいらせ青葉郵便局、開局します!!」と宣言し開局となった。 

 

局内には日本テレビ青森放送テレビカメラが回っていたり、お祝いのレタックスが飾られたりしていて、開局日特有の雰囲気を醸し出していた。 

局の横では1日限定の「つぶらなカボス」特売などやっていたが・・・ 

無料配布じゃないのか、と趣味者一同は興味を示していなかった。 

 

私は前並びの順番通り5番で窓口に並ぶ。 

手続きの内容は、入金と小切手だ。 

ハンコは普通のもので、特段言うことはない。 

主務者印は 

「おいらせ青 

 葉郵便局長」 

となっていた。 

 

区切る場所に毎度注目される主務者印。

 

続いて消印について注目したいと思う。 

和文 

和文印は「おいらせ青葉」とD欄に県名入り。 

さすがにおいらせ町の町名入りとはいえ、県名回避とはならなかったか。 

 

・欧文印 

欧文印は「OIRASEAOBA」でD欄は青森の県名入り。 

郵便番号ではなく県名なのは最近の開局から行くと珍しい気さえする。 

  

局の前に出ると東北特有な気もするが、祝い花がすでに半分ほどなくなっていた。 

 

ということで、この日の開局は終わり。

郵便趣味者の先輩に八戸まで車で郵便局に寄りつつ楽しませてもらった。

 

【フォトギャラリー】

 

祝い花① 株式会社ゆうちょ銀行 東北エリア本部長 今井様/日本郵便株式会社 小野木東北支社長/株式会社かんぽ生命保険 青森支店長 飯田様/上北東部会・郵便局長会

 

祝い花② 大和リース株式会社 青森営業所 統括所長 下山様/青森県東部地区郵便局長会長・七戸郵便局長 中村様/株式会社かんぽ生命保険 東北エリア本部長 玉島様