そてつ 旅行ブログ

旅行からは逃れられない運命なのさ…。

さわやかと石松餃子をハシゴする完璧な静岡観光の話 

静岡、何かと最近話題になるまち。 

実際行くと楽しい街なのだが対外的なイメージがあまりにも悪く損している気しかしない。 

政治宗教には触れない(観光地化されているものを除く)当ブログ、何がとは言いませんが。 

 

そんな静岡の最も完璧な観光ってなんだろう。 

東海道線で静岡横断してみる? 

焼津やら伊豆やらで海鮮を食べ尽くす? 

 

ノーだろう。 

せっかく静岡という土地に来ているのならばアイツを食べなくては意味がない。 

「さわやか」というレストランを皆さまは知っているだろうか。 

さわやかはハンバーグレストランで静岡県内のみに出店しているチェーンだ。 

静岡県外には頑なに出店しない姿勢ながらとても美味しいハンバーグにファンが絶えず土休日の店舗によっては5時間待ちもザラではないという状況だ。 

そんな美味しい「観光名所」があるのにスルーするわけには行かないと私たちはご飯を求めてさわやかに向かうことにした。 

 

この記事ではそんな食旅行の一部始終をご覧いただこうと思う。 

 

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ある日、私たちは静岡県は港町焼津にいた。 

焼津という街になんぞの用事で降り立ったかといえば都合よく空いているさわやかが焼津にあったからだ。 

駅から降りて先に観光を済ませようと思う。 

観光地の名前はファミリーマート焼津駅S店」という。 

店舗外観。駅構内にあり、一般利用が可能

実はここ一般利用が珍しく行われている無人コンビニでせっかく静岡に行くならファミマオタクとして立ち寄ってみたい場所だった。 

無人のゲートを抜けて買い物はマウントレーニアとクランキーのチョコに決めた。 

利用に審査などはないが、AIの認識のためだろうか?1人づつゲートを通過する

どちらもこの週の1個買うと1個もらえる発券対象だからだ。 

せっかく買うならお得したいですし🍣 

 

レジに商品を置くと自動で商品名が入力されて会計画面に遷移する。 

近未来すぎるでしょ。もうちょと頼りなくてもいいんだぞオイ、 

頼りないくらいが人の手が介入しやすくてちょうどいいしね。 

あ、この店人いないんだった。 

 

ちなみに品出しはどうするのって? 

サテライト店で親店舗から人が来て納品処理とかするらしいです、 

まぁそうだよね。 

頼りないロボットなんか使ったら店が店としての体裁を保てなくなるもんね。 

 

ほんでまぁ、マウントレーニア片手に移動。 

しずてつジャストラインという静岡らしさを感じるバスに乗車する。 

久々の中のり式バスに地方民若干2名は歓喜 

でもそてつの地元、バスさえも走ってないけどね。 

 

揺られること10数分、バス停の名前は小川というところで降りる。 

こがわと読むらしいです

話題に合わせてちいかわなんてバス停名をつけるなんてしずてつジャストラインなんて面白い会社なの。 

LOVEズッキュンしちゃうじゃない。 

 

んで、そこの目の前にあるのがさわやかってことになる。 

到着!!!



さわやかはじめとした加工肉食チェーンは需要の層が一般的なチェーンとは違うゆえ、駅から離れていることが多い。 

いわゆるドライブインの営業形態だ。 

そのため、駅から近かったり商業施設に入っているさわやかは平日でも観光客が絶えず軒並み混雑、ここみたいにそこそこな立地の店舗は10分ほどの待機で入店することができるという格差さえも産んでしまっているのであった。 

 

入店してとりあえず私はいつも通りげんこつ。 

今回の同行者がデミグラスと言ったので私は和風を。 

まぁ、何かあってもシェアできるようにしておくのが天才の所業ですね。ぐへへ。 

 

今回は乾杯ドリンクはなし。 

前回、1人で来たときに乾杯ドリンクを頼んでしまい気まずくなったのが忘れられないから。 

さわやかの店員とか私無理だなぁ。 

大きな声で乾杯とかできないよ、、、。 

私はコンビニが性に合っているとつくづく自分のコンビニ人間具合を実感するのであった。 

 

待つこと数分、店員さんの手によってまだ未完成のハンバーグが運ばれてくる。 

というのも、このげんこつハンバーグ、テーブルに来てから最後の仕上げを行うというタイプでそれもさわやかのさわやかだなぁという感触を楽しむ一つの要因となっているとさえ言える。 

 

まだレアな肉塊が店員さんの手によって切られる。 

手元の鉄板に押し付けられ食欲そそる音が響く。 

美味しいものは音だけで美味しい。 

 

仕上げがおわり後の処理は私たちに委ねられた 

手元にあったナイフとフォークを使って処理を始める、というと残酷に聞こえるだろうか。 

正常な食生活の一環である。 

東京在住の私と神奈川在住の同行者にとって非日常なことは間違いないが。 

 

筆者と同行者で記念撮影!おいしそ

互いに和風ソースのハンバーグとデミグラスソースのハンバーグを切り分ける。 

どっちのバーグであれ、美味しいのはそうだが、人間とは強欲な生き物で、2択を提示されると両方とも欲しがってしまうのである。 

 

実際、12月に私が浜松でさわやかを食したときも「ソース両方ってできたりしますか?」とつい頼んでしまった。 

その時はこれが人間型植物特有の感覚なのかわからなかったが、今日の同行者は人間型人間だ。 

これで人間の形をしているものに共通する感覚なのではないかという仮説がようやっと立てられる。 

 

食べ終わる。 

若者2人の胃に収まるにはさほど時間がいらないことはすでにご存知かと思われる。 

件のちいかわ、いや小川バス停にバスがもう間も無く来るとのことでなんとも早いように感じなくもないがさわやかを発つこととした。 

きちんと味わって食べていることをここに釈明させていただく。 

 

帰りもしずてつジャストラインにて焼津駅まで。 

同じバス路線でも行きと帰りではなんとなく景色が違うことがある。 

座席が違う?まぁ見える景色は変わるか。 

気持ちの問題かもね、空腹と満腹みたいな。 

 

んで、焼津駅に到着。 

僕はマンホールカードを収集に、駅の前の観光案内所をめざす。 

同行者には一度待ってもらうことにした。 

焼津市観光協会でこの日一つ目の蓋を回収

 

時間がないのでささっとことを済ませる。 

 

記念スタンプもあったのでもしその趣味がある方は焼津に来たらば訪れて欲しいところだ。 

 

ほいでもって、同行者と2人でどこへいきますか?と話す。 

私は今晩名古屋から出るバスにてまた別のところへ向かうので名古屋方面を向くことにはなる。 

一方、同行者の彼は翌日、アルバイトとのことで東京方面を向くことになっている。 

彼曰く、まだ時間がないわけではないので、すぐに東京の方へ上っていかなくてもよろしいとのことで、せっかくなら、バスに押されてゆっくりできなかったさわやかの「飲み直し」でもしようかということになった(お互い未成年なのでお酒は伴わないが) 

 

せっかく西に行けるということならば浜松あたりで餃子としようかと決まる。 

心の内では「おいおい・・・(同行者)クン、明日人と接する仕事なのに・・・」と人の心配をするのであった。 

まぁ私もコンビニ職だが。 

明日は休みだからね!!休みだから!! 

 

ということで電車に揺られる。 

今日は朝が早かったのでこのタイミングでしばし休憩。 

しっかし、旅行オタクとはつくづくすごい生物で、熟睡していても気がつかないうちに1人で浜松で降りていた。 

本当に起きた記憶があるのは浜松駅のホーム。 

同行者に声かけられたあたり。 

 

とりあえず、浜松駅の観光案内所でマンホールカードを収集する。 

ついでに記念スタンプも。 

パンフレットは物色したらばまだ旧区名(今年1月に区の再編が行われた)がしばしば見られ全く関係ない市域ではあるがなんだか懐かしい気持ちになった。 

にしてもこの辺り全域のファミマは大変だろうな、だって全店舗、店舗印作り直しだもの。 

こういう場合って本部なり営業所から補填金が出たり新しい店舗印が来るものなのか。 

経験がないので。 

 

 

最初は以前訪れて高いところからの眺めが気にいったメイワン5の五味八珍に行こうとしていたのだがここで劇迷い。 

前回行かなかった石松餃子に目的を変えて無事に入店した。 

待ち時間はゼロ。 

迷わなかったら待ち時間があったかもしれないし、結果オーライかな。 

同行者クンの胃袋は「大学生」って感じでご飯のライスを食べるって言っていたが、僕は少食なので餃子だけで勘弁。 

 

この日二食目の記念撮影

浜松餃子は流石に美味でこりゃいいやとなってしまった。 

重ねて聞く、同行者クン仕事大丈夫だった? 

 

どうせこのブログ見ているんだろう? 

 

餃子ではあるのだが、なんだろう、うまい。 

私はズボラなので家ではもっぱら冷凍ばっかりだから、出先で食べる餃子はとてつもなく美味しく感じる。 

あいにく宇都宮ではいつもかぶと揚げなので、餃子を食べたことがないが。 

というあたりでいいだろうか。 

2人でちょうど均等に分けて、餃子は完食と至った。 

 

ところで、店舗前のこれ、さらっとチャーハンの写真があるのに下にはがれかけたテプラで重要事項が表示されているのが解せない。

チャーハンないんかいっ!ってなるわ(笑)

 

ということで、今回の食旅行は終わり。

私は名古屋へ、そしてさらに遠い土地を目指して。 

彼は東京へ、そして職場を目指して。 

 

お互いの道を行くのであった。 

 

また、後日の話は今度したいと思う。