こんばんは、そてつです。
この話を七夕の日に書いているんですが、これをアップロードする時にはもうこの旅行から1ヶ月くらいたってしまっているんではないでしょうかという何にも変えられない危惧感を覚えています。
怖いですね、時の流れって。
まぁ、しっかし仙台の七夕は8月なのでまだあと一ヶ月猶予があるということで。
2日にいっぺん絶対更新って決めてたはじめの一ヶ月は仕事の前日深夜に頑張って起きて更新作業していたのですが不定期にして健康になったのでまぁよしとしましょう。
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山形駅から
山形駅には発車4分前にゆるゆると改札を入場。
気まぐれ的に入鋏印などもらってみたり意味のないことをしてみる。
もちろん仙山線には2分前に余裕で間に合ったのだがここで問題が。
トイレに行きたい。
私の地元の山梨の電車にはトイレがあって1分前に乗っても車内で用を足せたのだが山形でもそうとは言い切れない。
車掌さんに「すみません・・・。」と聞くと車内で用を足せると教えてもらえた。
仙台方面の先頭車に向かいスッキリしたところで電車は発車することになった
ボックスシート
ボックスシートはそれ特有の楽しみがあると思う。
車内は1人に対し1ボックスが確保されており、また密度も少ないのでゆっくりできる。
くつろぎつつ、ボックスシート占領の証拠として山形大学医学部のファミマで買ったブラックコーヒーと金井郵便局のスーパー(にあった自販機)で買った伊右衛門を並べて写真撮ってみる。
すぐに山間に入ったと思えばまた踏切のある街中に戻ってくる。
言いつつまだ山形市内なので比較的街中の割合が多い。
明らかに鉄骨の量が多く、また隣近所の建物も同じような格好の工場ばかりでこの辺りが鉄鋼街になってるのではないかと推察させる。
山へ、いざ行かん
羽前千歳駅までは他路線と並行する区間なのでにぎわい地域な感じだがこの先、いよいよ本領発揮と行く。
山形駅から北にいった先で一大交通ハブとなっているのがこの羽前千歳駅というわけだ。
車窓右手には茶碗を返したような見事な形の山があった。
綺麗な山だが車内は注目する様子なく皆、山寺の話でもちきりだった。
中には芭蕉のように詠み始める人まで表れ観光地前の電車の混沌が如実に現れてきた。
閑けさや→いや観光客多過ぎてうるさぁい!!
ということで山寺立石寺の膝下の駅、山寺についた。
この駅で交換待ちのために3分ほど停車するらしい。
そこでそてつくん思いついた。窓口にある駅スタンプくらい押しに行けるんじゃね!?と。
悪魔的発想のように聞こえるが一般的な駅なら十分に実現可能な値である。
しかし、まぁここは観光の街。
そんな雑念を許すわけもなく、階段のところの人の多さに挫折した。
きてけろくんが「山寺さ来てけでありがとさま!」って言っているのも心に響いた。
背徳的である。この人はこの後宮城県仙台市青葉区作並に行くんだから。
ちなみにこの駅の構造は面白く、線路を地下?というか1段掘り下げたところを通り駅舎に至る。
それがもとで今回は諦めたのだ。
この階段の混みようだと行けっこない、と。
そんなこんなで反対列車もアホほどの客を吐き出してこちらの列車は発車となった。
面白山はおもしろ〜〜〜い!!
さて、山寺の次の駅は面白山高原という。
この駅は標高440メートルで仙山線内ダントツで標高が高い。
一見して本当に森に包まれた隣の奥新川がもっと高くも感じるが高原の名は伊達ではなくこの駅が1番なのだ。
また、この駅の面白いのはこれだけではなく駅舎でログハウス風のオシャンティな駅舎なのだが小学館「鉄子の旅」によれば水道もあり鍵もかかるので「暮らせる」とか。
最も私も降りたことのない駅なので確かめようがないのだが。
今度はおもしろ山はおもしろ〜いって叫ぶために降りてみたいものである。
絶対やってる人いるよな・・・。
トンネルを抜けるとこけしでした
面白山高原の名は伊達ではなく、駅を出るとすぐにトンネルにはいる。
このトンネルが下りなので早く抜けるかと思えば全く抜けないもんだから少し驚いた。
そんな中で面白山に負けぬようにと精一杯面白いことをやろうとした結果がこれ。
ハート。
闇とハートを作っているのでハートが完成するのは嬉しいがどうやってもハートの横にグッドみたいな以上な状況は作れないので一周回って悲しくなる。
いつかハートを一緒に作れる相手も欲しいものだができる気がしない。
知り合いの郵便局員にも郵便趣味者にもいじられるしそてつの非リアレベルは相当なものなのかもしれない。書いていて悲しくなってきたのでぶっ飛ばして作並に到着しようと思う。
ちなみに女性だけではなくインターネットにも敬遠されこの時点でもう圏外になってしまった。
いざ行かん、作並へ。
じぇいあーる特有のサクナミな案内があった後で作並に到着する。
この駅も交換駅で反対の仙山線が止まっていた。
赤い行書体というだけでも北朝鮮な感じなのに背景の秘境写真を合わせるのは卑怯だ。
ひきょうだけにね(笑)
作並駅は比較的新しい木造の駅舎で、駅の外へ繋がる階段の前には作並太郎くんと作並花子さんという2体の作並こけしがいた。
謎すぎて面白いのはともかくとしてここは作並、こけしで名を馳せた街で、そのものズバリな作並こけしという概念まで存在する。
温泉街で駅前のスペースには温泉の出迎えだろうかハイエースも止まっている。
このあたりでトイレに行きたくなりトイレに駆け込んだ。
駅というのはトイレがあってありがたいが、男子便所の手洗い場の石鹸。
おいこれどこからパクってきた!!!
と言いたくなるくらいにデカデカと「若松旅館」と書いていて驚いた。
最ももともと駅には観光協会だかの観光案内所が入居していてそのツテでケースだけもらってきたものかもしれないし頭ごなしに責めることはできないとだけ付記しておく。
しかしそんな作並駅構内も今はがらんとしていて、人もいない。
私だけが静かに駅を覗くという周りから見れば一発で不審者と思える光景へとなってしまった。
駅窓口も観光協会もない今、ここはもう捨てるだけかと思えば、私の今日の目的地たる作並郵便局が廃止されるに伴って、ここに作並簡易郵便局が入るという噂もある。
しかし真偽は不明でなんともいえないので断定できる状態ではないとだけお伝えしておこうと思う。
ところでそうなると切符の販売も受託することになるのだろうか?
そこだけが特に気になる部分である。
駅を出る
ちょいと丘のようにしたから高くなっている作並駅を出るが、目的の作並郵便局がある国道が見えない。
これも小高いせいなのだが、初めての街でこういうことをされると一抹の不安があるものだ。
駅の案内看板に注目してほしい。
これまた珍しいことで、駅名だけの看板はごまんとあってもそれに対する表記があるのは全くみたことがない。
駅前には仙台市のバスが来ており、ここはもう山形ではないとわかってはいたことを改めて実感させられる。
仙台市バスは丁寧でこんな山奥の数えるほどしか降りない無人駅の前から近くの温泉地まで連れて行ってくれる送迎バス的ポジションなバスを運行しているようだ。
最も私は目の前の作並郵便局にしか用事がない(次の仙山線に遅れると学校が厳しくなる)ができることなら次回は温泉にゆったりと体を浸し、休憩したいものだ。
大こけしも見てみたいし。
ということで次回は作並郵便局のルポと行きたいと思う。
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