そてつ 旅行ブログ

旅行からは逃れられない運命なのさ…。

こけしの郷から杜の都へ。仙山線乗車記 

さて、こんばんは。 

記事を朝6時に書くのは眠いですね。 

しっかし最近の文明の進化は目を見開くものがありまして、電車の中でもこうやって執筆活動ができるのはすごい話だな!と驚いております。 

 

今回と次回で山形編は完結でございます。更新の速度も一定ではないですし、読みづらいブログで申し訳ないです。 

ここから先、少しずつ読みやすいように作り変えていきたいなと思っていますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 

 

前回の記事はこちら↓

sotetsu-travel.hatenablog.com

最初の記事はこちら↓

sotetsu-travel.hatenablog.com

作並から

 

さて、作並郵便局を出て駅の方に向かう。 

駅に向かう途中、駅前にある唯一の店といっても良さそうな「つつみ屋 作並店」に立ち寄ってみることにした。 

お団子をはじめとした和菓子が並ぶ店で、とても美味しそうなショーケースに目が惹かれる。 

つつみ屋のショーケース。これは惹かれるよね。エンゲル係数も上がるわ。

しかし僕は気になった作並店ってどういうこと? 

 

店員さん曰く、つつみ屋は仙台市を中心にしてさまざまなところに店舗があるらしく、東北以外では熊本に2店舗も構えるとのことだった。 

東北を感じてぇ。ということでずんだの団子とつつみ屋の名物のつつみ揚げを買って帰ることにした。 

もちろんお土産ではなく仙山線車内でいただく。 

 

作並駅

 

駅に着くと電車まであと10分となっていた。 

10分ゆっくりするのもいいなとか思っていたら、やたらとこちらを見てくる人影が・・・。 

正体はといえば普通に送迎に来た温泉旅館のおじちゃんで、「この人が送迎する人?」と見ていたようだった。 

 

そこでずる賢いそてつくんは思いついた。 

運転手さんに頼んで、こけしと記念写真を撮ってもらうことにした。 

快くお受けいただいて、こけしの作並太郎くんと写真を1枚。 

そてつくんと太郎君の2ショット。ありがとう、運転手さん。

 

とてもいい思い出になったと思う。 

このような場ではあるが、あの時の運転手さんには心より御礼申し上げたいと思う。 

 

電車に乗る前最後に名物?を見にいく。 

作並温泉のお湯かけ地蔵だそうだ。 

しかし!お湯がない・・・。これこそ致命的で、かけるお湯がなければお湯かからない地蔵だ。 

 

作並駅名物?お湯かけ地蔵。鉄道史跡みたいなのは興味が薄いけどこういうのは興味大!

仙山線が来た!!

 

行きと同じような形の電車で出発する。 

ちなみに、ずんだ団子は駅のホームで食べた。 

枝豆の香りが強くとてもおいしかった。 

 

ホームで食う団子。外は暑いが美味い

さてつつみ揚げは今から車内で食べようと思う。 

大福みたいな粉っけポロポロ系じゃないことを願って・・・! 

 

粉っけポロポロ系ではなく、サクサク系で、中にあんこが詰まっているのでとても甘く美味しい。 

冷房の効いた車内で食べるとよりいっそう美味しく見えるものだ。 

 

つつみ揚げ被写体ver. 美味しかったです

この辺りの大きな駅、愛子駅に着く。一時期とある歌手の名前のように読めるということで話題になったりもしたが本来の読みとしては「あやし」となるので遠くなってしまう。 

しかしその手のファンというのはこじつけでも意外と楽しめるらしい。 

 

愛子駅。みんなは読めるかな?クイズの大定番

この電車は快速だが、山形県内と青葉区内のちっこい駅は飛ばし、ここから先の仙台市内の駅は止まっていく。 

 

このホームは葛岡駅 

いやに綺麗に見えるがこれは分譲マンションの会社が出資して作られた請願駅で、まだまだ新しいのか真っ白なホームだった。 

 

真っ白系ホームの葛岡。請願駅って差があるよね

 

この辺りから下校だろうか高校生が乗ってきたのだがうるさい。 

ピャーピャーキャーキャーうるさい。 

 

私の横のお客さん数名もそう感じ始めたようで、一応車掌さんに伝えておくか・・・。 

と席を立つことにした。 

車掌さんには「あの席の女子高校生がちょっとうるさいので注意しろとは言わないのでちょっと見ておいてください」と伝えておいた。 

もっともすごいうるさいと言ってもこの1駅間くらいなので断定的なことは言えないしもしかしたら今後静かになるかもしれないので、という私の対応だった。 

 

結局、すぐにうるさいのは止み注意はなく終わった。 

車掌さんには余計な仕事を増やしてしまったものの仙台駅到着後に少しお話しさせていただいたが、自分の所感だけで事細かに言われるのは困るけれども他の方が同様に感じているようならば言っていただけると嬉しい。とお伺いした。 

むやみやたらに報告をどんどんするのはあまり歓迎されることではないと思う。しかし適切なくらいならより良い移動の実現のためにウェルカムな感じなのかもしれない。 

 

仙台でも郵便局へ

 

改札を途中下車で出場して、仙台駅東口に向かう。 

仙台駅は大きく東口と西口に分かれており、郵便局は東西どちらにもある。歴史の古いのは西口側の「仙台駅内郵便局」。 

対して東口側の「JR仙台イーストゲートビル郵便局」は2年前にできた新しい郵便局で、いわゆる転生局(近隣で同時期に廃止になった郵便局があり、その代替局として設置されるものの、事務上の都合で移転ではなく新規開局となった例のこと)で、少し前の2020年末に仙台合同庁舎内郵便局が廃止となっている。 

 

ひとまずはイーストゲートに向かおうと思う。 

駅目の前のビルがそのものズバリイーストゲートビルで、その中に入って目の前に郵便局はあった。 

イーストゲートビルの外観。シックで好き

なんなら入る前から見えていたかもしれない。 

 

仙台市編1局目:JR仙台イーストゲートビル内郵便局】

 

作並郵便局で振り出した小為替の証券部分を換金・入金しておいた(しないと忘れる) 

東口はS-PALと書かれた表記が象徴の黒っぽい駅ビルみたいなもので、反対の西口に対して少しこぢんまりした見た目になっている。 

 

JR仙台イーストゲートビル郵便局。結構好きな感じ

局はビルの外装のようなタイル調の壁で、開放的な局舎だったsだきほども言ったようにまだまだ新しい郵便局なので「新築の匂い」こそないもののまだまだ綺麗だな〜という雰囲気だった。 

 

ちなみにこの郵便局、「日本で唯一局名にアルファベットのRが入る郵便局」なのだ。 

郵便局名に唯一の字が使われる郵便局のリストは無料公開中なのでもし気になるようならお声がけいただければと思う。 

 

仙台市編2局目:仙台駅内郵便局】

 

駅内郵便局というのは日本にそこそこな数あるので特段珍しいというものでもない。 

そしてその大半は駅併設の商業施設に入っているというものだ。 

 

ここもtekuteという商業施設に入り、地下一階まで降りなくてはならない。 

西口の大きい局舎を出たら負けで完全に迷ってしまった。 

結論から行くと地下鉄のりば方面にカンで向かってみたらビンゴだった、とだけ。 

1905年の4月に開局したらしく、これまた相当古い郵便局だ。

仙台駅内郵便局。歴史はあるが当然当時の建物ではないし、安全なので安心して欲しい


 
つまり仙台駅が私鉄駅から国鉄駅になったあたりで開業したということだ。 

開局120年超とか驚きしか出ない。 

 

仙台市編1店目:ファミリーマート仙台駅前店】

 

ということでほぼ帰るのだが、お昼ご飯がてらファミリーマートに行こうと思う。

 

無性にファミチキバンズが食いたくなって来てしまった。 

ということで到着、この日は月曜だったのでこの日までに引き換えなくてはならない引換券もあったのでちょうど良い。 

ちなみに今回の店員さんはファミマ2つ星のSTARの方だった。 

経験則上というかなんというかSTARの店員さんはとっても丁寧な印象が大きい。 

この店員さんも雑談交えつついい対応をしていただいた。東京と仙台じゃちょっと違うらしく「えーそうなんですか」などとお互い盛り上がってしまった。 

 

という感じで予定の新幹線に乗り遅れ(チケットは自由席なので厳密には乗り遅れとは言わない)次のやまびこ号に乗ることになった。 

 

仙台駅

 

仙台駅に戻り、駅スタンプを押す。スタンプは改札窓口と乗り場の近くに一つづつ置いてある。 

改札窓口は全ての改札窓口で図案が同一なので実質的には2種類あるということになる。 

色は窓口の方が黒色、乗り場近くの方がオレンジ色だった。 

 

さて、新幹線乗り場に向かう。切符の都合で改札に引っかかってしまうので仕方なくハンコを押して入場する。 

どういう切符かといえば、「東京都区内〜山形〜仙台〜福島」と「福島〜東京」という切符なのだ。 

切符は長くすれば長くするほど安くなるので、重複してしまう福島から東京の間だけを別の切符にしたということなのである。 

対して、特急券は仙台から東京なので、乗車券の区間に対して特急券が短いということで自動改札は認識してくれなかったということだ。 

 

ホームへ

 

ホームに上がって10分ほど待つ。 

私は鉄オタではないしもっぱら撮り鉄などではないわけだが、ブログ取材のために写真を撮っていた。近くにいた婆さんに「これが撮り鉄?嫌ねぇ」と言われたので一瞬ぶってしまいたいという悪い心さえも生まれたが流石に罪を犯すのはまずいので「違いますよ?」と少し高圧的な言い方で言うだけに留めておいた。 

 

16歳、拳で。と言ってもよかった気がするが婆さんには伝わらないだろう。 

 

次回はやまびこ号乗車記を書いて今回の山形旅行記の最後とする。 

 

次回の記事はこちら 

(次回記事公開後にリンクを設置します)