そてつ 旅行ブログ

旅行からは逃れられない運命なのさ…。

横浜国大の「横国リアルGeoGuessr」に参戦してきた話

おはようございます。そてつです。 

今回たまたまお呼ばれいたしまして、横浜国立大学まち歩き研究会様の名物企画「横国リアルGeoGuessr」に参加させていただけることになりました!! 

 

今回が第4回ということで楽しみつつ、このブログにリポートしていけたらと思います!! 

 

Twitter(メイン)はこちら 

自己紹介記事はこちら 

横国まち歩き研究会様twitterこちら

 

 

横国になぜだか関わりのある僕はtwitterを見ていてこの企画を知っていた。

それこそ初回くらいから知っていて、うお楽しそうっ!と思っていた。

なんでかって?目隠しされて場所を特定して歩く、とってもいいじゃないですか。

何せ私はコンビニ業界に入って5キログラムも太っちゃいましたし、ダイエットにも都合がいいですからね。

 

そんな中でこの企画の主催者の人にいつか!!いつか!!参加させてください!!と毎開催ごとに頼み込み続けていたわけです。

したらば今回、企画の発案者でもある知り合いの先輩が卒業するという記念すべきタイミングで許可をいただけまして。

言葉にならないような感謝をしつつ参加に至ったわけであります。

 

 

さて、当日。

横国に集合となったのが13時

危うくギリギリ、12時57分に到着

あまりにもひどいですよね、誘われておいて3分前到着とか。

ちなみにこれでも学内をクソほど走っていたのは秘密ですよ。

 

集合場所のモニュメントにて。誰も撮ってくれる人はいませんでした(泣)

 

さて、呑気な写真が見えましたが、無事に今回の参加者の皆様、運営の皆様と合流。

実はこの時間に集まっている人たちは皆、比較的短距離なコースの人たちで、長距離なコースの人たちは先発隊として7時30分集合組、10時丁度集合組に分かれて出発しているのだ。

13時丁度集合の人間は7チーム10人強ほどだった。

チームの人数も多岐に渡っていて、僕と同じ時間の人で聞く限りは僕と同じ単身の人から、ペア参加、トリオ参加までいたように記憶している。

さて、諸々の手続きを済ませて出発のお時間に。

 

※これより目隠しを装着してスタート地点へ向かう関係上、レポートの内容が薄くなりますことご了承くださいませ。

 

出発すると左右に曲がる、高速道路を通るなどして、スタート地点へ向かった。

ここで痛感するのは人間における視覚の必須性というものである。

音でしか判断できないとなると本当に現在地の感覚などが薄れていく。

諸事情があり乗ったことのあった車だったのでハザードをつけた音で渋滞に入ったなぁと感じたりだとか、それくらいしか情報がない。

当然ながら場所なんざ教えてくれるわけがないし、どうしたものかという感じである。

終盤、明らかに山を登っていくような車の傾きを感覚的に覚える、砂利道じゃないかというようなデコボコという感覚だとかはあったもののそんなものじゃ特定には至るわけがなく。

途中で運転手が「スタート地点どこだっけ」と言い出すなど不安はあったものの無事到着したようで。

んで降ろされたのがこの変な行き止まりみたいな場所。

 

 

ついでに記念写真。

 

 

驚きですよね。

大学からたった15キロメートルだけ離れたところにこんな場所があるなんて。

こんな山奥の行き止まりみたいなところからどう脱出しろと?という感じなんですけどね。

 

 

まぁ、行き止まりっぽいし道を戻ってみるか??

と思ったらば乗ってきたFITが行き止まりの奥へ進み出した。

「!?!?」となったのも束の間もうすでに先輩の車は見えないほどに進んでいた。

 

となると話は別だ。

見たところ普通に道がある様子なので進んでみる。

この判断までスタートからわずかに30秒ほど。

 

草が生い茂っているという状況にやられたが別に藪漕ぎというわけでもない。

都合よく草が、通れる道を隠しているだけ。

さすが私の尊敬する先輩だけあってひらけたところに私を配置しないという配慮

でもFITが退行しなかったのだけはミスだったなっ!!へっへっへっ。とさも悪役かのような気味の悪い笑い声を上げつつ私は道を進むことにした。

 

 

さてはて、進んでいくとスタート地点から見えた謎の塔のようなものの正体がわかった。

 

赤丸のやつがスタート地点から見えた塔のようなもの

 

これはズバリ消防の訓練センターだった。

僕は『め組の大吾』を読んでいたからわかる。

学校のグラウンドみたいなところに不自然にはしご車がいるという状況が普通の学校ではないということも。

 

 

ついでに実は横浜市消防局には消防学校に類する施設が1つしかないことも把握していた。

ここは戸塚区深谷777番地(覚えやすいので番地まで知っていた)だ。

これが神奈川県消防とか書いてあったら厚木だかなんだかだったはずだしそこから歩くなんて嫌な距離なのだが横浜消防と訓練用消防車に明記してあったのが幸運となった。

さすがラッキーセブン番地なだけあるね!(笑)

 

 

さて、特定は済んだ。

場所はわかるのだがなにぶん自分の学校ではないので帰り方に自信がない。

だって、普段用事があっても電車でしかアクセスしないしおすし。

ところで、街中にある謎の住宅地図のようなものを見つけ、ここからいくとしたら近い駅は「立場駅」と推察することができた。

立場駅ブルーラインの駅だった気がしたので、ならばブルーラインに沿う形で歩いていけばまだ記憶がある「三ツ沢上町ルート」からのアプローチができるのではないかと考えた。

ということでひとまず立場駅に向かう道に出るために住宅街を抜ける。

 

この時私がTwitterにあげた動画では状況をこう語っている。

「おはようございます。えーちょっとね落とされたところから今もうちょっと歩いてきちゃったんですけど。今、見た感じ、消防訓練センターってのが、消防学校みたいなのがあったんで、戸塚区の立場のあたりってのがわかったんですよ。深谷なんでね、あれがあるのが。戸塚区深谷ってとこなんで。ってことで大体、ブルーラインの駅の方に向かって行って三ツ沢上町から帰ることを模索しています。」と。

 

まぁ、要するにだ。

立場まで歩くぞ、と言いたいのだ。

ちなみにゴール後にグーグル先生で正解ルートを調べたらば、踊場駅の方から新道沿いに進んで、東戸塚を通過するルートと教えていただいた。

 

模範解答とは遠いが、とりあえず立場駅まで歩くことに。

神奈中バスが走っているので比較的簡単にわかるルートだった。

あ、ちなみに神奈中バスには乗れないのでこうなりました。

 

 

1時間ほどあるいてようやっと立場駅

 

 

意外と歩いたなぁではあるがまだ元気だ。

んでここで立場駅の構内にあった路線図を見る。

ここで初めて立場駅想定よりも湘南台寄りだったという事実に気付かされた。

戸塚がもっと西側だろうと思っていたのだが路線図を見る限りそんなことはなさそうで、うーわと一瞬おもったが、ここで諦めるわけにはいかない。

とにかく北東の方向を目指してひたすら歩いていけば二俣川方面に行けるということがわかり、そこに希望を持つことにした。

二俣川ということで、そこから相鉄線沿線をアプローチルートに選定し、自信はないが和田町を越えて釜台町側から登るルートにここで変更とした。

一方、元の三ツ沢ルートはというと、沿線を辿っていくとなると弘明寺だとか上大岡を経由することになり、さらに希望が薄そうだということに気がついたので今回はあきらめた。

もし、次回などで同じような場所に落とされたりしたらばお散歩感覚で上大岡方面をまわってみても面白いかもしれないなぁとまだゴールしていないのに次回に思いを馳せてしまうそてつさんであった。

 

 

 

立場駅からは同じかまくらみちをひたすら歩くことになる。

こちらもバス路線がありそれを辿っていけばいいので一見楽だが「バスに乗車したい」という欲求を抑えるのが厄介な項目だ。

 

ここで青看板「二俣川・瀬谷 直進7km」というもの。

要してたった7km歩けば二俣川に着くらしい。

個人的には相鉄線の路線図を覚えきれていなかったので、二俣川さえついてしまえば気楽にゴールできるだろうという気持ちだった。

 

さてはて、とりあえず前もって購入しておいた桜まんじゅうとやらを食べたりお茶を飲んだりしつつ歩みを進める。

 

そして、横浜泉郵便局に立ち寄り。

 

 

今回は地図を見られない縛りなので、勘で行った先にたまたまあった郵便局に立ち寄ることしかできないが、ここは郵便局オタクの意地。

ところで、この局近隣の看板に「戸塚西郵便局」という表記があったのだがもしかしなくても横浜泉郵便局は戸塚西という局名だったのだろうか、と思い調べてみた。

1987年の4月に改称が行われたということだった。

いやー、こうやって知らなかったことを知れる。

やはり街歩きの楽しさですね。

横浜のこういうところはまだまだわからないことが多いからまた歩きたいと思う。

 

 

さて、時間はすぎ、弥生台交差点を通過。

 

 

弥生台の駅はいずみ野線なので、ここはスルーして直進する。

ここをスルーすると大規模な変電所があるので、脇を抜けていく。

変電所の脇で収録した動画をTwitterに上げていたのでこちらも文字に起こすことにする

 

「おはようございます。そてつです。今スタートから1時間30分くらい経ったんですけど、弥生台にいるらしいです。この道をまっすぐいくと二俣川に行けると思うので、そこからずっと相鉄線沿いを歩いて行って和田町からアプローチを目指しているんですけど。多分あと、今15時52分なんで16時30分くらいに二俣川つければベストかなと思っています。がんばります。」

 

まぁ、40分で到底二俣川につける距離ではないことをこの後知るわけだが。

頑張ってください、せいぜい。

 

 

阿久和坂上交差点を曲がる。

3時の方向に曲がれば鴨居上飯田線に入れる。

都市計画道路で確か開通当初自転車で来たことがあったような気がしたなぁってふと思うなどした。

ということでまぁこの道をひたすらいけば二俣川に着くのはわかりきっているので気楽だった。

新幹線に抜かされてあぁぁぁぁぁぁとか言って見たりしたがいずれにせよ、虚しくなるだけだった。

誰かと歩きたかったなぁw

 

ということで瀬谷区を脱出!!

 

 

瀬谷区を脱出して最初に出会った交差点がこれ。

善部小学校前。

 

 

いや、ALL小学校やん、とかしょうもないツイートをして1人ため息。

まぁ、そういうもんです。親父ギャグってのは1人でいうとただ寂しいのです。

だからこそ「親父」なのです。反応してくれる家族がいて初めて成り立つのです。

 

はい。

 

直進で相鉄と並行するあたりまで到着。

二俣川の横のマンションが見えてきた。

 

 

歩道橋を登り、駅に向かう。

ここは毎度のごとく風がバカ強い。

元々風が強い地形なのもあるだろうが、高いマンションが空気のいく場所を奪ってわずかに空いているこのスペースに全て流れ込んできている気さえする。

 

17時15分二俣川駅到着。

 

 

 

さて、ここで15分ほど大休止をいただくことにした。

ちょうど3時間ほど経つ(時計は参考値でおよそ10分〜20分の差がある)のでいいタイミングだろう。

携帯の充電も少なくなってきたので、ドトールに入る。

コーヒーとモンブランを注文。

まぁ、悪くないだろう。

 

 

ん。

気がついたら外が暗い。

モンブランとコーヒーを買ってトイレに行ったまでしか記憶がない。

さては、俺寝てたな。

 

そして、ここはゴールではない気がする。

ゴールは確か・・・よこ・・・こく・・・?

やべーべや!!!!

帰らなきゃ!!!

 

ということで冷めたコーヒーとケーキをかきこみ半ば走るかのような感じで出発となった。

 

 

ここからが遠かった。

僕個人の認識としてはあと2、3駅でゴールだろうという程度だったのだが、実際は

二俣川→→→鶴ヶ峰→→西谷→→上星川→→和田町

 ↑今ここ                ↑現在考えているゴール

 

とこんなにあった。

 

信じがたい。

 

とりあえず相鉄線の沿線をひたすら歩く。

 

ここでまたまたTwitterにあげた動画があるので文字起こししたいと思う。

 

「おはようございます、そてつです。今これ多分ね、二俣川と鶴ヶ峰の間だと思うんですけど。

なんでかっていうとここに線路があるんですけど、そこを颯爽と浦和美園行きの電車が走って行ったんですね。それって私の普段通勤で使っている電車なんですよ。でその電車って西谷から羽沢横浜の方に入っていくんで、二俣川、鶴ヶ峰、西谷、多分鶴ヶ峰にもついていないと思うんですよ。無惨な話ですよね・・・。がんばります」

 

あーあ、予想大外れ。

運営の人に土地勘あったんですね、って後で言われたんですが、動画見られてなくてよかった〜恥ずかし過ぎるでしょ、こんなの。

 

 

鶴ヶ峰、いや千年が峰に到着。

どうしてそのネーミングかって?鶴は千年、亀は万年でしょ。

ってことは千年が峰じゃん。

まぁ、深い意味はないけど。

 

んで、厄介なのはこの辺り計画道路なのか工事で迂回が強いられる。

あー怖い。

この時間になると一歩間違えばリタイアの危機に瀕するので嫌だ。

だってせっかく呼んでもらえたんだぜ?ゴールしたいじゃん。

 

一度は駅の西側に行ったものの谷のような地形がみえ、不穏な空気が流れたので東側に戻ってきた。

こちらも住宅地で線路とは遠くなったり近くなったりを繰り返すいやな地形だったが、なんとかなりそうだったのでそのままクライムオン。

まじで山梨時代ページが擦れるほど読んだ『岳』のセリフがここで効いてくるとは。

よく頑張ったって言われたいですね。運営頼んだっ!(何を)

 

 

西谷で新幹線を見送り、私はそのまま上星川方面に向かう。

どうでもいいけど上星川って直訳すると「ハイスターリバースティション」じゃないですか。

デズニーとかにありそうじゃないですか?(ディズニーじゃないですよ??)

 

なんてことを言いつつ相鉄線上星川駅にいやハイスタ(ry

なんぞの橋を渡った駅前にお湯屋さんがあって入浴したくなってしまう。

やめてほしい、変な誘惑。

 

 

寝落ちしてなきゃ入ったのになぁと後悔した。

後悔先に立たずをここで体感するとはな。

ゆずの『OLA!』という曲を小学校で踊った時に初めて知って「確かになぁ」と思い惹かれたこの言葉。

まさか年を重ねて目の前に現れるとは。

 

橋上駅舎を上る。

反対側の国道に出て和田町までいく作戦だからだ。

 

と、ここで「そうにゃんバースデースタンプラリー」なるもののスタンプを発見。

オタクトラップにまんまと引っかかるそてつさん。

毎度お馴染みスケッチブックに押印。

 

でも、今日この距離を歩けたから、相鉄沿線ウォークと称してこのスタンプラリーを徒歩で攻略してみたい。

ロマンで行くと「車縛りの駅スタンプラリー」が個人的には最も好きなのだが、免許がないのは仕方がない。

数キロでへこたれてた以前よか体は強くなったはず。

やったら報告します。

もしやるとして地図が見られるだけで結構なリーチなのは間違いない。

 

 

上星川の駅前の歩道橋を渡る。

国道の反対側、横国側に行っておかないと渡るタイミングを逃すかもしれない。

と、ここで「横浜保土ヶ谷中央病院 近道」という看板を発見。

 

 

確かこの病院は横国の西門のあたり、釜台町にある病院じゃないか??と思いこの近道をいくことにした。

病院への経路とは思えないほどアホ坂で、バリアフリーなんちゃらがもっと進行した世の中になったら山ごと崩されそうな勢い。

そしたら病院も駅と同じ高さになって便利だね。

いや、そうすると横国がさらに絶壁の孤城になるけどね。

いよいよそこまで行ったら横国北門のゴミの日が半減しちゃうね。残念。

 

さて、そんなことを言っていると山の中腹に到着。

夜景が綺麗な時間になっていた。

こればっかりは寝落ちした私を褒め称えたい。

まじで偉いぞ。

 

 

と、ここから先が地図なし勢には地獄だった。

山を切り拓いた新興住宅街から抜け出せない。

でもヒントはあった。

部活だかが終わった後だろう、明らか大学生という風貌の男性がスポーツ用具を持って自転車で疾走してきた。

ん、横国はこっちだな。

 

違った

 

行き止まりに当たった。

どこから出てきたんだ。異常だろ、引き返すべきだろ

 

でも、ふとした瞬間に視線・・・大池道路に出られた。

大池道路に出られたということで、横浜常盤台郵便局、ファミリーマート釜台町店と引き続いて見覚えのあるオブジェクトが出てきた。

実はここ、未訪問だった横浜常磐台郵便局を片付けるべく、たった数時間前にきたところだったのだ。

 

 

ということで奇しくも過去の自分に助けられ、ついに西門から学内へ。

んで早速迷う。

 

集合場所はYNUモニュメントなので、中心部な訳で。

メインストリートに入らなくてはならないのだが、左に行くべき所をまっすぐいってしまった。

行き止まり。

 

異常じゃないけど引き返せ

 

ということでLチェーン(他社CVS)の前を通過し、ついにモニュメントに。

運営掛の方々を待たせるのが大変に申し訳なくメインストリートに入ってからはダッシュで向かったのであった。

 

先にゴールされた尊敬すべき先輩方が待っていただいており。

ついにゴールとなった。

 

あ、これはゴール記念に、と自分1人で撮ったら不慣れすぎてなんかイメージと違うくなったやつ。

 

インタビューを受け、先輩方と抱き合い・・・はしなかったが各々の思い出を聞いてこの日は解散となったのである。

 

以上、横国リアルGeoGuessr体験記、でした。

 

 

ーSpecial Thanksー

本記事は横国まち歩き研究会の皆様の監修・協力のもと作成させていただきました。

みなさまお忙しい中本記事にお時間を割いていただきありがとうございました。

また、とても楽しい企画を考案いただいた尊敬するI先輩、運営委員長をやっていらっしゃったF先輩には感謝してもしきれません。

本当にありがとうございました。