こんばんは。
水曜日の皆様方。最近は専らコーヒーばかり飲むのですが、この時期ってアイスにするかホットにするか迷いませんか?
基本的に、蒸し暑くアイスの方が適していると思いきや、意外と雨で寒かったり、逆にクーラーが効きすぎていたりしてホットが良かったりもするんですよね。
家で自分で淹れる時は以前からどの時期でもホットに限るぜ!な感じだったんですがファミマ店員を始めて自分の店をはじめ、コンビニなどで購入するときにとっても迷います。
((お知らせです))
来週の日曜日(18日)の記事についてですが、旅行中につき公開できない可能性が大いにあります。
そのため、18日(日)は休止とさせていただきます。
よろしくお願いします。
ただし、20日(火)は通常通り更新します。
特印について
みなさんは特印という消印をご存知だろうか?
特印は通称だろうと思うのだが、特殊通信日付印の略称だという。
ただし、そてつの最も苦手なジャンルだ。
なぜなら、発行日、開局日などの「初日」に執着しないからである。
初日に執着しないのは、結局その後もあるじゃん。という思考からで、それを基に行動すると、初日に押印される「特印」など毎週押印する意欲が全く湧かないのだ。
また、私は切手を収集することに全くもって興味がないので、特印の押印については苦手分野なのだ。
さて、特印は別名として「ハト印」という名称がある。
記念の消印には、普通の日付印も存在する。
これにもハトが描かれており、特印については絵が入っている方も、入っていない方も総称してハト印ということがあるのです。
特に、収集家の中で昔から話題なのは「初日カバー」だろう。
発売初日の切手に特印を押印し、それを飾ったものらしい。
僕は収集したことがないのでわからないが。
この特印は発売日でも一部の大きな郵便局のみで押印できる。
大体、支社につき一つの郵便局くらいな感じである。
ちなみに、会場と受付の郵便局が違う場合があるので押印に行く際には注意が必要である。
例えば、東京中央郵便局の押印会場は京橋郵便局の5階にあったりする。
こちらも郵頼はできるが僕お得意のハガキやすでに発行済みの切手では受け付けてもらえず、郵頼するときは切手料金分の小為替などを同封しないといけない。
と、いう感じでいいだろうか。
知識量がズタボロすぎる。
ちなみに、実物はこんな感じ。
もう許してくれえええ。
僕の知識ではこれが限界だああああ。
ということで普通の消印の読み方についてもちょっと解説したいと思います。
普通の消印について
例えばみなさんのもとに手紙が配達された時に送り主が書いていなかったとしよう。
まず、何を見るだろうか。
大体の人が「消印を見る」もしくは「中身を見て送り主を判断する」と答えると思う。
消印講座と銘打っているだけあって中身を見る、という方法については教えることが一切ないので続きにはなるがいわゆる「普通の消印」の見方をうっすら解説したいと思う。
読者諸君、特印だけではネタの量が足りなかったんだな!とか言ってはいけないぞ。図星だからこそ心が痛む。
さて、普通の手紙には形で見るとおおよそ2種類の消印が使用されることが多い。
早速見ていただこう、この2つだ。
上の方は手押しされたもので下の方は押印機という機械で処理されたものだ。
押印機の方は、主にポストで集められたりしたものが多いとされる。なぜなら郵便局の窓口に直接差し出されたものはよほど量が多く、一度に手押しできないなどの都合がない限り、その場で料金の確認を兼ねて手押しで消印を押す場合が多いからだ。
消印だけで断定できない例
つまり、基本的に消印を見ればわかるのですが、わからない例もいくつかございまして。
例① 集中押印の場合→一部の都道府県では集中押印と言って一つの郵便局で近隣のポストから集まった消印を押していることがあるのです。例えばこちら。
これ、伊東萩簡易郵便局という静岡県西部の伊東市の郵便局から差し出された手紙なんですが、見ていただくとわかる通り消印が「静岡」なんです。
これは静岡県内の大きい郵便局で一斉に押印しているということなんです。
つまり、静岡県内であることはわかってもそれ以上の断定が厳しくなってしまうということなんです。
例② 次回以降掲載予定の「郵頼」という方法を用いた場合→郵頼というのは簡単にいうと依頼状を書けば日本全国どこの郵便局の消印でも押してもらえますよ、という方法。
基本的に郵便趣味者向けのサービスとして知られるものですが、これを悪用すれば東京にいながら北海道の消印で差し出しということができてしまうわけです。これをされたら本当に開けるしか手段はないですね。開けた上で匿名だったら一巻の終わりです。
主にこの2つの場合だと断定は難しいですね。そういう場合は送ってきそうな人に片っ端から連絡しちゃいましょう。
消印の読み方
最後によく使われる消印の読み方を簡単に紹介して終わりにしたいと思います。
まずは一番単純で最もよく使われるこちら。
手押し和文印(ておしわぶんいん)と言います。
読み方は単純で一番上に局名(時たま都道府県名が入ることもある)そして2段目に和暦の日付。
この場合は令和5年(2023年)の5月2日に押印されたハンコだということがわかりますね。
そしての3段目が押印時間。この場合は12時から18時の間に押印されています。
おおよそ午前か午後かしか判別できないものなので参考程度に。
次に小包とかレターパックに押されることの多いこちら。
和文回転印(わぶんかいてんいん)とも言います。
これはローラーをコロコロするだけで押せるので厚みがあっても内容物を傷つけることなく押印できるんです。
読み方は、上の日本語が局名(外国宛荷物用の欧文というのもありますがここではお話しません)、この場合は先ほどチラッと話した都道府県名の東京、が先頭についていますね。
そして数字部分の上の方が年。この場合も令和5年を示します。
最後に数字部分の下の方が日付。この場合は令和5年(2023年)の4月18日に押印されていることがわかります。
ちなみにこちらはどの局であっても押印時間の表記はありません。
最後にこれが機械印。
和文欧文兼用のものがこれ。
日本語の局名が一番上、2段目の数字は和暦で令和4年を表しています。
3段目にびっしり数字が入っています。読み解くと「22.9.8.12-18」と書いてあります。
ズバリこれを書き下すと「2022年9月8日12時から18時の間に押印」となるわけです。
そして最後に英語で書いた局名で終わるわけですね。このハンコを使うと国内行きの郵便も海外行きの郵便もどちらにも使えるので汎用性の高いハンコとして度々押印されて届くことがあります。
そして和文専用のものがこれ。
局名の熱田が一番上、2段目には令和5年を示す「5」、その次に押印日の5月15日を示す5.25が入って、最後にお約束の時間表記が入るという4段構成になっています。
ということで一通りご理解いただけたでしょうか?
以上で今回のブログを締めさせていただきます。ありがとうございました。