こんばんは。いつもお読みくださいましてありがとうございます。
さて、私は今、この記事の始まりの部分を学校帰りの電車でつらつらと書いているわけですが、今日は始めて自分の乗車駅で座ることができました。
驚きです。しかもこの電車急行なんですよ?
いつもバカほど混むのにいったいどうしちゃったのかしら?熱でもある?明日雨?
ということで座りながらゆっくり執筆したいと思います。
((お知らせです))
次回更新にあたる18日は所用で更新作業ができませんので掲載を休止します。
ただし、20日は通常更新の予定です。申し訳ありませんがご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
郵頼って?
みなさんは「郵頼」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
我が執筆道具のiPad氏は知らず、ユーザー辞書に登録しないと変換してくれなかった。
さて、本ブログでは前回までに「風景印」「小型印」そして内容は限りなく薄いものの「特印と普通の消印」についても解説したと思う。
それらの消印の押印を遠方から依頼することができるサービスがズバリ「郵頼」なのである。
このサービスの利用者層は主に郵便関係の趣味をするものとされており、最もそのような方々に対し、私のようなペーペーが話すことなどないのだが、今回はせっかくなら一般の層の方々でも利用できることを知っていただきたく筆を執っている。
何に使う?
さて、郵便趣味をやっている人間の目線で見るとこの郵頼は消印などの収集に活用している。
例えば郵便局の名前が変わることで消印を廃止する場合などにこれを活用してもう見られなく消印を収集したりだとか、風景印が廃止される時にこれを活用して消印を収集したりなどしている。
それを踏まえた上で私の考えた一般利用者の方々への活用手段は「遠方の消印とマッチングする」ことである。
読んで字の如くだ。
例えば、相手に対する愛を意味し、ハートの形の消印で送るだとか、令和5年5月5日みたいなゾロ目の日に局名に5が入る郵便局に依頼して配達してもらったりという方法だ。
逆から言うとこれくらいしか活用方法はないのだが。
郵頼のやり方
郵頼には実は種類が2つあります。種類というか消印をどう押してもらうかの違いです。
①記念押印
これは押したものをそのまま返してもらう方法です。どんな台紙でも(つまりハガキではなくても)63円以上の切手を貼ってあるという条件さえ満たしていれば押印してもらうことができます。ただし、台紙と切手の段差や台紙の紙質等により風景印が不可抗力的にずれてしまうこともなくはないです。それが嫌ならば通常ハガキ「ヤマユリ」などに押印してもらうのがいいでしょう。
②引受消印
これは押したものをそのまま郵便物として発送してもらう方法です。基本的にハガキなどの郵便物として問題ない範囲のもののみ利用できます。
遠くの消印で友達に差し出したいという場合などはこちらを利用して送達します。
この2つから自分のやりたいことに合った状態のものを選んで郵便局宛に送れば完了!というわけです。
さて、本題のやり方なわけですが用意するものは基本的には同じです
・封筒(記念押印の場合は返送用ふくめ2つ)
・切手を貼った台紙(引受消印の場合は郵便物に適したもの)
・依頼状
です。
私が始めたての頃、最もハードルが高かったのが依頼状なのでまずはこちらから説明したいと思います。
これは「消印をどう押して欲しいのか」ということをおもに局員さんに伝えるための紙です。
絶対に書かなくてはならないのが
①どの消印を押してほしいか
②どこに消印を押してほしいか
③誰が消印を押してほしいか
という点です。
①から行きますと、消印がいくつもある郵便局では何も書いていないとどれを押せばいいのかわかりません。そのためタイトルのところに「風景印押印のお願い」や「小型印押印のお願い」などと明記するようにしましょう。
また、封筒表面にも赤字で「〇〇印押印依頼在中」というふうに書き込むようにしましょう
次に②ですが押印してもらう人によって実はそれぞれ押して欲しい場所が違うこともよくあることなのです。
切手に対して真下に押してほしい場合と切手の角に押してほしい場合、私が過去に押してもらったパターンだけで2種類存在します。
もちろん真上だとかも存在すると思いますのでこれも絶対に書くようにしましょう。
これを書かずに希望通りの場所に押されず、苦情などと言われても大変に迷惑な話だと思います。
次に③ですが、これはもし、局員さんが押印についてわからないこと(例えば押印位置が二箇所書かれているのに切手が一枚しか貼っていないなどの場合)があった場合、電話がかかってきます。実際に私のミスで某S郵便局から電話があったこともありますので、絶対にお願いします。
氏名・住所・連絡のつく電話番号を記載してください。
あとは押してほしい台紙を用意し、封筒で郵便局に送ります。
ちなみに宛名は基本的には御中で構いませんが、電話で押印依頼についてなど確認した際に「局長宛で」など指示があった場合はそれに従うようにしましょう。
また、記念押印の際は返信用の封筒に自分の住所(または送ってほしい場所=職場・近くの郵便局留め)などを記入し同封します。
引受消印の際はハガキなどの台紙に送り先の住所(もちろん自分でも可)などを記入することを忘れずに。
こんなところで基本の作り方はわかっていただけたかなぁと思います。
ぜひ、楽しんでみてください!