そてつ 旅行ブログ

旅行からは逃れられない運命なのさ…。

そてつがコロナになりました。人生初コロナ体験記 

みなさんはコロナになったことはありますか? 

私は「バカは風邪ひかない」を地でいくキャラクター性ということでまだ一度もかかったことがなかったのですが、この度、無事にコロナになってしまいましてわずかな期間ながら療養期間を過ごしていたわけであります。 

 

今回は、そんな僕の療養日記を綴っていきたいと思います。 

 

【検査から0日目、土曜日】

 

2日前くらいから咳があった。しかしながら鼻水も出ていたので落ちて痰が絡んで咳が出ているだけだと思っていた。決してコロナなどではないとも。 

 

しかし、ある朝、明らかに熱っぽかった。 

体温計で測ると38.9℃の熱がありその日の仕事はやめた。 

そして検査しようという流れになった。しかしまだまだそんなことないだろうと夢のように思っていた。 

病院についてもそこまで深く考えることもなく、右鼻に綿棒を7秒突っ込まれるタイムになった。 

別に僕は注射も検査も嫌いではないというタイプなので(過去にいろんなけがとかで針とかされているので)普通に検査は終わったが、次の時間は地獄だった。 

2日後にいろんな人を巻き込んだ大きな旅行が控えている都合ここで、かかるわけないというよりかかりたくないという気持ちが強かった。 

なので、検査結果を待っていた時間が私の中で最も辛かった。 

 

最悪のパターン(現にこうなってしまったが)を想定しつつ、相手方のご家族、ホテル、夜行バスのキャンセルなどなどやることがすごい多い。ついでに今日の仕事もキャンセルしなくちゃいけない。 

 

【検査結果】

 

はいプラス。 

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もうここまで来ると悲しさも辛さもない。振り切った。 

一周回って冷静になり、薬局に行って薬をもらって帰ることになった。 

薬局の中に胡蝶蘭が飾られていたので最近開店したのかなぁとか思ったが別に聞く気も起きない。 

 

薬局に入って待つとウイルス発信マシーンになりかねないし、外で待つことにした。 

 

ひとまず次の日の仕事先に電話連絡「コロナになりまして・・・。」と。 

明日、本当ならば首都圏外郭放水路に取材だったのだがそれをキャンセル。 

あーあ、行きたかったなぁ。 

 

【帰宅】

 

帰宅してすぐに浜松旅行のホテルに電話。 

せわしなさすぎて本当に病人かと疑うレベル。 

そしてまた咳が辛くなってきた。鼻が詰まっている感覚はあるのだが鼻水はない。 

鼻閉用の点鼻を使ってどうにかするけれどどこまで効果があるかわからない。 

 

ひとまず朝ごはんということにする。朝はパン。 

体調が悪いと言っても体温は37度くらいなのでパンくらいならスルスル入っていく。 

別に食えないわけではないし余裕だった。 

 

高速バスもキャンセルしたし、あとは切符の払い戻しをする程度。 

 

【寝る】

 

とりあえず寝る。 

やることもないし、特に。 

なぜなら完全に隔離状態だから。 

持ってきているものがiPadしかないし、この端末でやれることといえばブログを書くかGeoGuessrするかしかない。 

 

寝よう。 

 

【起きたら昼】

 

起きた、昼だった。 

バイトを休んでいるとはいえバイトしている時にはこんなゆっくりといた時間得られなかった。 

こんなに寝られるの久しぶりすぎてついついうとうとしてしまった。 

そういえば、今回の感染で良かったのは、初め2日は土日だった点。 

僕はボランティアを2日とも入れていたが親は休みだった。 

もちろん指定感染症といううえでつきっきりで看病というわけにはいかなかったが、飲み物やら何やらほしいものを持ってきてもらえるのはリーチが大きかった。 

 

また、そてつのキーモデルを作ってくれたいわば「ママ」の絵師さんと話せたのも楽しかった。 

病人って得だな〜辛いけど。 

 

お昼ご飯は煮うどんで、これはするする入る。 

消化にもいいしいいねぇ。 

 

【起きたら夕方】

 

寝た。やることがない。 

明日には何か変わっているだろうか? 

 

やっぱり熱は引かず少し喉も痛いのでオレンジジュースを飲み込む。 

ちなみに夜ご飯は魚の西京焼き。 

 

最強になれそうね、知らないけど。 

 

【検査から1日目、日曜日】

 

検査日からすると1日目だが、病院的には発症日でいいので27日が0日目となって今日は3日目らしい。ややこしいったらありゃしない。もしかして稀有なケースに当たってしまった? 

 

まぁいい。 

 

本当はこの日、小学生の引率をして首都圏外郭放水路などにいく予定だったのでちょっと残念。 

見学してみたかった施設ではあった。 

 

ひとまず親に頼んで好きな漫画を持ってきてもらった。 

しかしまぁ、マンガアプリを使って読んでしまったのであんまり本の方はあまり読まなかったが。 

ちなみに、このお休みで4800円使った。まんがに。 

 

暇だったからね、仕方ないよね。 

 

【昼】

 

昼ごはんはピザ風トースト。 

ちなみに母親はこのあと美容室、父親と弟はいつの間にか映画館に消えていた。 

つまり、このあとは家に1人で正直、部屋の中ならなんでもし放題なわけだが、怠い。 

体が重くて結局寝るに至った。 

 

寝ようとしても運動不足なのかなんなのか、半端じゃないほどの肩と腰の痛みに襲われる。 

関節痛があるという話を聞かないわけではないがここまでだとは正直思っていなかった。 

 

痛みの中、内心諦めつつ眠りにつく。 

 

【夜】

 

夜ご飯は肉だった。およそ豚だろう。 

そんな中で私はひとまず、飲み物とロキソニンを要求する。 

きちんとロキソニンと胃薬が部屋の前に置かれており、内心夜はこれで眠れると関節痛に対して勝ち誇った気持ちになった。 

 

【検査から2日目、月曜日】

 

本当ならば月曜の夜に浜松に向かう予定だった。 

書いているだけで悲しくなってくる。 

だって、行きたかったもん。行けなかったもん。 

 

朝からパソコンが部屋にある、いいことだ。 

朝ごはんを食べつつツイートを作る。 

郵便局の訪問記録を放っておいていたが、作る時間ができたのは大きい。 

しかし、寝たいみたいな「だらけ欲」があり、夜更かしなんかもしちゃったせいで集中できない。 

仕方ない、病人だ。 

集中しなくてもいいじゃないか。 

 

【昼】

 

昼は弁当。作っておいてくれた。 

特に感想もなく。 

 

ご飯を食べ終わったら、昼寝する。 

ゆっくり寝ることもないので体力を蓄える。蓄えても使う先がないので鈍っていくだけなのだが。 

しかしながらこういう経験もたまにはいいもので寝るということがいかに大切でそしていかにそれを忘れていたかを思い出させてくれる。 

 

【夜】

 

夜はとんかつ。 

この日は両親ともが遅いシフトだったので近所のスーパーで弁当を買ってきてくれた。 

ファミマの弁当なるものはたくさん食べたが原点回帰のように昔から食べている弁当を食べるとまた美味しいものだ。 

しかし、ここで困るのは話し相手がいないこと。 

 

感染前は同じ弁当の日でも家族に「何食べてるの?」(うちの弁当の日は買ってくる人への注文制)という会話が少なからずあったものの、今はない。 

別に数日すりゃ復帰するだろという意見はごもっともだが、意外に他愛もない話をする時間ほど大切なものはないと考えさせられる療養となった。 

 

【検査から3日目、火曜日】

 

病院的な療養期間は今日で終わり、明日からは自主療養に切り替わり、外に出ても問題なくなる。 

また、明日はアルバイトをしている会社の規定の復帰検査という自主検査があり検査キットを購入してやらないとならないので外に出ないわけにいかない。 

 

【朝】

 

普段通り朝ごはんをたべる。 

熱も36℃台に落ち着いて何もいうことはなくなった。 

今日もやることはないので一日寝るだけ。 

しかし、昨日の続きのツイートを作ったりでなんだかんだ忙しい。 

また、ここで療養明けの旅行について詳細報が入ってきた。 

本来ならば福島に行く予定だったものの「感染高リスク者との接触可能性がある」との意見を受けて、地元に帰ることにした。 

山梨県北杜市、待っておけ。 

 

そしてもうやることがなくなった。 

 

意味もなく厳しい旅程を作って見たりなどする。そんなことが何になるわけでもないのだが、この時ほどどうにかしていたことはない。 

 

【検査から4日目、水曜日】

 

さて、病院的な療養期間は今日で終わりで、明日からは釈放()となる。 

普段、検査から〜日という書き方をしているがゆえ、あと2日じゃないのかと思われるかもしれないが、病院的には発症日は咳が出始めた検査2日前らしく、病院公認で、明日から外に出られるのだ。 

 

そんな今日のやることだが、薬局に行かなくてはならない。 

バイト先の会社(フランチャイズのためファミリーマートの社員ではない。)のメイン事業は食堂で、衛生には一段と厳しいのだ。 

そんな中、自社に提出する抗原検査のキットを買いに行かなくてはならない。 

平日なので親は仕事と頼める相手はいないし、リハビリがてら注意をしつつ行こうと思う。 

 

家から少し離れたかかりつけ薬局に向かうことにする。 

 

【薬局へ】

 

昼ごはんの弁当を食べたらいよいよ薬局に向かう。 

「食べてすぐ寝て丑になる」な生活だったのでどこまで体が鈍っているか、一周回って楽しみになってきてしまった。 

 

自転車にまたがる。 

流石に以前は自転車で100kmとか行くタイプの人間だっただけに乗れはする。 

立ちゴケもしない。 

 

しかし、ぎこちない感じはどこかに残ってしまっている。 

そればかりは仕方ないので、交通量の少なめな道を選定しつつ向かうことにした。 

そうすれば幾らかはマシだろう。 

 

【検査キット】

 

薬局に着いた。 

1500円、2000円、2500円とあり私は真ん中を選んで2000円のものを買った。 

昔からお世話になっている取締役の方はいらっしゃらなかったが、きちんと売っていただけたので良かった。 

 

さて、寄り道などせずに家に帰って検査するとしよう 

 

【いざ】

 

そのタイミングとなると異様な緊張感が襲ってくる。 

病は気からともいうが、実際にこの緊張感だけで胃腸炎になりそうな感じであった。 

検査キットについている綿棒を鼻の内面に突っ込んで擦り付ける。 

何分でも待ってやる!とTに線が入らないことを願う。 

15分後。 

無事に線が入っていないことを確認し嬉々として店長に報告し、次の日朝7時からの勤務が決定した。 

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なんかとっても微妙な気持ちだなぁという感じ。 

何がって?陰性で嬉しい気持ちと旅行が潰れてバイトが生きることが決まったからだよ!笑 

 

ということで無事に陰性が確認されましたのでこんなところで〜。 

また次回の記事で。